沖縄料理『おかず』？宜野湾市の超絶レトロ店「三角食堂」－沖縄県

ジャンル＝沖縄県のご当地グルメ　地域＝宜野湾市

グルメ王子

宜野湾市の超レトロ店！沖縄独特の「おかず」…

独特な食文化もある沖縄県には、聞いたこともない料理やメニューもあるんです。宜野湾市普天間の開業当時から全く変わらない超レトロな食堂。

「三角食堂」では、えっと思わせるメニューがあるんです。それはズバリ『おかず』！

宜野湾市「三角食堂」

沖縄県宜野湾市普天間にある「三角食堂」。１９６５年（昭和４０年）創業。家庭で食べる沖縄料理や独特の『おかず』が食べられる超レトロな食堂。

三角形の土地ゆえ付けた屋号で、超レトロな建物が魅力的。戦後５年目に建てられ、開業当時から全く変わず、一切リフォームしていない超レトロな外観…。

料理は、厨房から外に出て、お客さんの入り口からの再び入り、お客さんの元へ。これまた、見物です（笑）。

客席は、テーブル席、座敷席が中心で、合計３０席程度。
駐車場は、ありません。※１日２００円で駐車できる「普天間市民駐車場」がおススメです
電車での来店は、最寄り駅のゆいレール「てだこ裏西駅」から徒歩１時間４０分（約５００ｍ）。

「三角食堂お食事処」のメニューは、全てが魅力的です。名物は、「おかず」というメニュー。ネーミングから興味津々ですね。

お店おススメの「カツ丼」。そして、沖縄グルメで欠かせない「沖縄そば」や「味噌汁」、昔ながらの「カレーライス」、当然ながら「ちゃんぷる」もあります。

持ち帰りメニュー（テイクアウト）は、「おかず」「味噌汁」（各５５０円）「カツ丼」（６００円）など１７種類。

コレが沖縄の味噌汁！完全におかずとして存在？！

「味噌汁」（５５０円）。完全に脇役ではない沖縄の味噌汁も人気です。お肉は、当然の豚肉。そして、何気に沖縄料理で多く使われる豆腐。さらに、生卵が…。

沖縄で煮付けと言えば…そう、豚です！

「煮付け」（６００円）。これも沖縄らしい料理。沖縄＝豚という食文化を感じる１品です。１つ１つが大きくカットされて豪快。食べ応え十分です。

肉、ちくわ、ピーマン、ニンジン、大根、ジャガイモ、ナスなど。どんだけ具沢山なのでしょうか？！煮崩れしていないが見事な染み具合です。

小さい頃に食べた学校給食のカレー！？昭和の懐かしい味わい…

「カレーライス」（６００円）。昔ながらの黄色いカレーライス。確かに、昔のカレーって黄色かったな～と思い出す率１００％です。特に、学校の給食のカレーはこんな感じだった気がします。

グリンピースが入っているのも昔のカレーって感じです。グリンピースを一生懸命に取って食べず、先生に怒られる…。当時のことを思い出しながら食べてみては…。

普通のカツ丼に見えるが…。沖縄のカツ丼を侮るなかれ！

「カツ丼」（６００円）。一見、何の変哲もない普通のカツ丼に見えるが…。タレに漬けられたカツなのに衣がサクサクです。醤油ベースの味付けは、さっぱりした味わい。

まずは、そのまま食べる。そして、お好みで卓上調味料（唐辛子やソースなど）で味変しながら…。にんにく味が付いた野菜炒めも敷かれているのでごはんが進みます。

栄養も◎です。味噌汁、漬物まで付いて６００円という値段もありがたい。

三角食堂の名物メニュー「おかず」！絶対食べたい一品です

「おかず」（５５０円）。三角食堂の名物である「おかず」。玉子焼きに隠れた肉野菜炒めは、豆腐や牛肉も、ニンジン、たまねぎ、キャベツ、もやしなどの野菜。１日の栄養はコレで足りるのでは？と思うほど。

料理のネーミングが何ともユニークであるが、戦後、食べるものが少なかった当時の豪華なおかずであったのかもしれない。５５０円という値段にもビックリです。

沖縄って魅力の宝庫と思わせる「三角食堂」。このレトロ感は、世界遺産にしても良いんじゃないですかね（笑）。もう、最高です。維持するのは大変だと思いますが、今後も維持してもらいたいです。メニューも料理も全て本土で食べられているものと若干でも違ったりして魅力的ですっ。