とん汁定食や朝定食！三戸町の衝撃的レトロ店「豊誠園食堂」－青森県

ジャンル＝青森県のご当地グルメ、地域＝青森県三戸町

青森県三戸町にある超レトロな大衆食堂は、昭和中期から完全に時が止まった不思議で懐かしい気持ちも味わえる。絶品で激安の料理を提供する名店でもあります。

「豊誠園食堂」は、悶絶級のボリュームで安い『豚汁定食』が名物です！

三戸町「豊誠園食堂」

青森県三戸町にある「豊誠園食堂」。ボリュームがあり安い『豚汁定食』が名物の昔ながらの大衆食堂。

あまりのレトロ感から一見すると、営業しているとは思えないほど…。あまりのレトロぶりに、伝説的な食堂でもあります。

岩手県二戸市～青森県八戸市に向かう１本道にあり、トラック運転手などの利用が多く（目の前の大きな場所で仮眠）、朝食やランチが人気。

昔はドライブインであったであろう昭和中期の飲食店が軒を連ねていますが…。２軒のみ営業。自動販売機も５０円という値段のまま（ちゃんと出るようです）。

目の前は道路に見えますが、道路ではなく駐車場。

ドヤ街、昭和の廃墟地帯を連想させてくれる最高の光景。気軽に駐車できる上、駐車場が広いので大型トラックの休み場にもなっている？深夜にトラックで仮眠をして御礼に朝定食を食べる…。

客席は、カウンター席、４人用テーブル席、小上がりの座敷席など、合計４５席。
駐車場は、ありますが台数不明。※駐車場は共有でかなり広い印象
電車での来店は、最寄り駅の青い森鉄道「目時駅」から徒歩５４分（約４.２ｋｍ）。

「豊誠園食堂」のメニューは、大衆食堂だけに様々なメニューが並んでいます。
人気だという「豚汁定食」（６００円）「朝定食」（５００円）。この辺りの地域では『ひっつみ』と呼ばれる「すいとん」（４００円）も。

全般的に値段は、普通と思いきや、「ラーメン」「塩ラーメン」（３５０円）。激安というか…。もう昭和中期のラーメンの値段です（笑）。

持ち帰りメニュー（テイクアウト）は、ありません（確認できません）。

昭和中期のラーメンの値段（笑）！農家ゆえ新鮮野菜が旨い

「塩味野菜ラーメン」（４５０円）。いわゆるタンメン。農家でもあるので野菜は、新鮮そのもの。箸休めの漬物まで付いてくる優しさを感じる１杯。

まさに日本の朝ごはん！食べればホッとする安心感

「朝定食」（５００円）。ごはん、味噌汁、玉子焼き、漬物、小鉢、納豆。早朝６時から営業しているので出勤途中に朝ごはんを頂くのもありかも？！

「豊誠園食堂」の名物メニュー！お腹いっぱいで栄養満点

「豚汁定食」（６００円）。豚汁は、普通の豆腐に高野豆腐というＷ豆腐。小鉢にも豆腐。そして、納豆…。もうね、大豆さんの活躍ぶりが凄い。ごはんは、おかわり自由という情報も。

逆に言えば、大豆って、これほどまでに様々な料理に変化する優れた食材なんだと感心です。朝定食に納豆は分かるのですが、豚汁定食にも納豆。納豆消費で日本トップレベルの旧南部藩の地域。盛岡の納豆好きは有名ですから、そのあたりは共通しているのかも。

旨いグルメを求めるというより、これほど昭和中期の食堂を体感できるお店は珍しい。道の駅やコンビニなどによって存在を奪われた昔のドライブインを体感出来ます。もう、世界遺産級に登録されても良いかも…。後継ぎの心配が気になりますっ。