【閉店】早朝から食べる朝食おでん！静岡市「おにぎりのまるしま」－静岡県

ジャンル＝静岡県のご当地グルメ　地域＝静岡市

グルメ王子

ＪＲ東海の社員食堂？激安で鬼旨な朝ごはん…

静岡おでんは、真っ黒なつゆに１個１個に串が刺さっており、だし粉という鰹節の粉をめちゃくちゃふりかけて食べるのが特徴的。早朝から営業する人気店。

「おにぎりのまるしま」は、静岡おでんが１本６０円～と激安で激旨です！

静岡市「おにぎりのまるしま」

静岡県静岡市にある「おにぎりのまるしま」。１９６３年（昭和３８年）創業。早朝から食べられる静岡おでんが人気のおにぎり専門店。

※２０２０年１２月２５日に閉店しました。５７年間お疲れさまでした（涙）。

ホテルプリヴェ静岡ステーションと婦人用品モリモトの前にあり、静岡駅から徒歩２分というり利便性も最高な老舗店です。

歴史を感じる佇まいの外観は、昔の駄菓子屋の様（静岡県の駄菓子屋では軒先でおでんを売っていたらしいい…）。木のショーケースには、おにぎりや天ぷらな並びます。

一見すると、持ち帰り専門店のようであるが、れっきとした食堂で、壁には芸能人のサインや写真が沢山飾られています。

朝６時半より営業しているので、出勤前に朝食を食べに寄るサラリーマンの方も。また、ＪＲ静岡駅から近いのでＪＲの職員が早朝に朝ごはんとして食べられているらしい。

もはやＪＲ静岡駅の社員食堂的存在にもなってかも？！私もホテルマン時代には近くの小料理屋で５００円分まで朝食だけ食べられる（会社売り掛けで）ってありましたから。でもJRという大企業なので、さすがに無いか…。

昭和感が漂う店内…。まるで田舎の親戚家に居る様なくつろぎが感じられます。

客席は、おでん鍋がおかれているメインのテーブル１４席、小上り２席あり、合計１６席。
駐車場は、ありません。
電車での来店は、最寄り駅のＪＲ東海道新幹線「静岡駅」から２分（約１６０ｍ）。

「おにぎりのまるしま」のメニューは、「おにぎり」（１個９０円）「赤飯おにぎり」（１１０円）「おいなり」（１個７０円）「味噌汁」（８０円）「おしんこ」（４０円）「天ぷら」（８０円）「ゆでたまご」（５０円）、そして唯一のセットメニュー「朝食セット」（３００円）。

おでんは、セルフで鍋から好きなだけ取って食べて、本数分を後で払うシステム。お茶と出汁粉は無料ですきなだけOKです。

おにぎりが午前中は作り置きが提供されます。しかし午後になると注文を受けてから１個１個手作りで提供されるので温かいおにぎりを食べられます。

持ち帰りメニュー（テイクアウト）は、ありません（確認できません）。

激安の朝食セットは、ＪＲ社員食堂…？

「朝食セット」（３００円）。おにぎり２個、味噌汁、おしんこがセットになっています。
おにぎりは赤飯にすると２０円増しになります。

セットがお得だと思いがちですが、おにぎり単品９０円×２＝１８０円、味噌汁単品８０円、おしんこ単品４０円なので合計３００円。全くセットのお得感はありません（笑）。

せめて赤飯でも割り増しにしない方が良い気もしますけど…。６時３０分開店から訪れる多くのお客さんは、朝食セットに１本６０円のおでんを３本ほど食べて５００円以内の朝食にしているようです。

早朝から食べる静岡おでんが激安６０円～…

「おでん」（１本６０円）。静岡おでんの真っ黒なつゆ。しかし、味はあっさりとしており、薄めで上品な味わいが特徴的。味の染み込んだ出汁粉とカラシを付けて食べるのが静岡おでんの特徴。

また串に刺さっているのは、昔の子供のおやつだったことからすぐ取って食べやすい様にしたのがはじまり。

出汁粉というカツオブシの粉が最高に旨い…

豚モツ、こんにゃく、かまぼこ、黒はんぺん、だいこん、厚揚げ豆腐…。黒はんぺんが静岡名物で、出汁粉というカツオブシの粉が食欲を一層引き立ててくれます。

実は、この周辺に１週間ほど宿泊していたことがあります。静岡駅の南側は、北側と相反してものすごく静かで半分くらいは住宅街の様でもあります。

「おにぎりのまるしま」の店の前も通り過ぎたはずですが、携帯電話が出来た頃でネット時代でもなく、当時は全く知りませんでした。今度、静岡に行く機会があれば立ち寄ってみたいっ。もちろん6時30分の開店待ちですっ。