名古屋めし『味噌カツ丼』！名古屋市の元祖店「味処叶」－愛知県

ジャンル＝愛知県のご当地グルメ　地域＝名古屋市

グルメ王子

名古屋の味噌カツ丼の元祖発祥店です…

愛知県名古屋市のご当地グルメには、沢山の魅力的グルメがある。中でも誰もが思い浮かぶのが「味噌カツ」ではないだろうか？名古屋の栄にある名店。

「味処叶」は、味噌カツ元祖発祥の店。味噌カツの元祖の味を堪能できます！

名古屋市「味処叶」

愛知県名古屋市にある「味処叶」。１９４９年（昭和２４年）創業。名古屋めしの代表格である味噌カツ丼の元祖発祥店。

割烹料理店として創業後、お昼限定で出した味噌味のとんかつ丼がヒットして以後、味噌カツ元祖店として観光伽や地元民から人気の食堂です。

ちなみにですが、味噌カツ丼の元祖であって味噌カツの元祖ではありませんので注意です（笑）。

※味噌カツの元祖は、三重県津市にある「カインドコックの家カトレア」です（名古屋と三重県で言い争われてますけど）…。

お店の外観や店内、そして看板も創業当時から何一つ変わらないのではないかと思うくらい圧倒的な昭和感があり最高。壁には、芸能人のサインなど沢山貼られてあります。

客席は、１階のカウンター席やテーブル席。２階席もあり、合計２８席。
駐車場は、ありません。※近くに「三井のリパーク」（２５分２００円）あり
電車での来店は、最寄り駅の名古屋市営地下鉄東山線・名城線「栄駅」から徒歩４分（約２５０ｍ）。

「味処叶」のメニューは、「元祖味噌カツ丼」（１３２０円）「元祖味噌カツ丼大盛り」（１６８０円）がお店の看板メニュー。トッピングは、ねぎ（１００円）が超人気です。

他にも、「味噌えび丼」（１７２０円）や「生姜焼き」（１６８０円）「カツライス」（１６８０円）「エビフライライス」（１８００円）。

元祖味噌カツ丼と合わせて５種類とシンプルな構成。味噌汁は、「豆腐」（１００円）「あさり」（２００円）。２０２２年１月現在、コロナ状況で多くの店舗が値上げしている中、お値段据え置きで提供されています。

持ち帰りメニュー（テイクアウト）は、ありません（確認できません）。

名古屋メシの味噌カツの元祖！卵の半熟具合が最高…

「元祖味噌カツ丼」（１３２０円）。割烹料理店だった時代に、ランチ限定で出したメニュー。味噌カツという名もお客さんが何気なく言った一言から生まれたんだとか…。

味噌カツを初めて食べた時の衝撃は、今でも忘れられない。なんで甘いのか？なんで味噌なのか？ソースだろっ。普通は…。もう嫌悪感というか食わず嫌いな料理だったのだが、食べれば食べるほど…旨いんです。

しかし、この元祖味噌カツは、なんというビジュアルだろうか？若干、新潟県のソースカツ丼を思わせる様な細切れのカツ。さらに、半熟卵が絡み合い、旨くないわけがない。ちなみにカツは６枚。

幻のお櫃のご飯も最高に旨い…

味噌カツに注目してしまうのだが、お米に並々ならぬこだわり。季節毎に産地を変え、ザルで１粒１粒を厳選。炊き終えたお米は、日本で１人しか作れない幻のお櫃（おひつ）で余計な水分を取り、徹底管理された超極上なごはんが食べられるんです。

ねぎのトッピングも最高…

ねぎのトッピング（１００円）でより豪華で旨そうに…。味噌カツ丼とネギトッピングは、別々で運ばれてくるので自分のタイミングで…。豪快に乗せるも良し、パラパラと少しずつでも良し。

あさりの味噌汁も実に人気…

こちらは、あさりの味噌汁（２００円）。汁は、当然の赤味噌。１７年前、私が初めて赤味噌の味噌汁を飲んだ時は、こんなしょっぱい味噌汁をよく飲めるな～と衝撃的に思ったものだが、慣れてくると旨い。

いや、たぶん中毒性がある旨さです。それにしても、汁が少ないのか、あさりの量が多いのか（笑）。

大盛りで圧倒的なボリュームに…

「元祖味噌カツ丼大盛り＋ねぎ」（１５０円）。大盛りにしただけでボリュームが数段アップ。なんだろう…。余計なものは要らないって感じで、ベストな状態。大盛りにした場合のカツは９枚だが、それ以上に感じる？！

名古屋で味噌カツを食べたことのある人なら分かるはずですが、見た目以上に油っぽさを感じないのも名古屋の味噌カツの特徴。さらに、肉厚なのに柔らかいのでサクサク食べられてしまう。そこに、ねぎを加えれば、後味がよりさっぱりに。

昔ながらの店舗、内装、メニューもシンプルで最高ですね。この味噌カツは、「味処叶」の特許なのだろうか？！同じような味噌カツを見たことがありません。名古屋市には、味噌カツの名店は数あれど、この原点の味を１度は味わってみたいっ…。